涙の分だけ……


「秋山くん…その 違うのよ」 


「注意してただけよッ」

なんか 
必死に言い訳みたいなのをしてる

なんかどうでもいい

凛よ… 作戦は中止にさせてもらいます!!!


「あのー 先輩達もういいですか?? さっきお話した通りですので…失礼します」 

といいその場を後にした



「おい 待てよ!!」


げ…ッ
話しかけるな!! ややこしくなるじゃないのw


秋山翔があたしに声をかけたが無視した 




「杏梨ー なんか翔先輩きてたね♪」 

後ろから凜達が追っかけてきた

作戦実行のため隠れて見てたのであろう…笑

「本当 誤解されるっつーの!!笑」 


「でも杏梨ちゃん うらやましいよ あの翔先輩だよ??」


「なによ あの翔先輩って…」


「翔先輩っていったら顔も頭良くてスポーツ万能でいいとこだらけ♪」 

「後輩からも先輩からも超人気でモテモテ☆」


「その先輩から杏梨は告られてるんだからね~」 


!? うわー凜のやつ!!!!

言ったなw 

「凜ッ!!!!!」

「杏梨ちゃん!??」

「えッ!? まぢで??」

その後 質問攻めになったのはいうまでもない… 


そしてこの長い放課後を終えてあたしの人生初の呼び出し事件は終わった 



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