涙の分だけ……
「うっさいんだよ!!!」
ドンッ
肩を強くおされて
しりもちをついた
痛…ッ
「翔に色目つかってんじゃねーよ」
「あんたさえいなきゃ秋山くんは私達のだったんだからッ!!」
先輩たちは容赦なくあたしに殴りかかってきた
だんだんと意識も朦朧としてきた
助けて………誰か
「お前なんか早く学校から居なくなれよ!! まぢ目障りだから」
ザバッ
「「「キャハハ」」」
冷た…ッ
バケツの水をおもいっきりあたしにかけて
ガッチャン
倉庫の鍵を閉めた
「あんたの墓場だよ」
「誰もこないと思うよ」
「「「アハハハハ」」」
と笑いながら先輩たちは去っていった
どうしよう… あたしこのまま
死んじゃうのかな……
とあたしは気を失った