涙の分だけ……
なんて初恋の出来事を思い出しつつ
杏梨の教室へと行こうとしてた
昨日 杏梨の友達に電話番号聞いて電話かけたけど杏梨の母親が出たし…
まだいるかな?
今日に限ってホームルーム長いんだよな…
ひょい
杏梨の教室を覗いた
ん? いねーな
やっぱ 帰った…
あれ?
あの机にかかっているバック 杏梨のだよな…
杏梨の机ってことか?
ん? ならまだいるのか…
と俺は辺りを見渡した
すると廊下にクラスの女子がいた
「キャハハ 邪魔者消えた♪」
「あの女 ムカつくのよ!! まぁ もうおしまいね」
「杏梨ちゃん成仏してぇ」
「「「キャハハハハ」」」
…は?
『おい!! 待てよ お前ら何つった 』
杏梨に何かしたのか…
ふざけんなよ
『あ…秋山くん!?』
『え…と あの』