涙の分だけ……
まさかのデート!??


「じゃぁさ 
帰り 遊んで帰ろーぜ」 


「はッ?? いや あの!!」


おいおい!! 

展開はやくないですか?? 


「じゃぁ 放課後な!!」

と言って 秋山 翔は 
行ってしまった 

「ふふふッ♪ 杏梨」 


「うぁ 凜!!!」

後ろからいきなり出てきた
凜がニヤニヤとあたしを見ている

「なッ…なによ」 

「見ちゃったよ♪ 告られてたじゃん しかも超イケメンに!!」

「うっさぃぃ///ッ」 

「なによ 照れちゃって まぁーちょうどいいわ!! あたし今日 先輩と帰るから♪」

「えッ!??」 

凜を一緒につれていこうと
思っていたのにぃ… 

2人きりとか無理!! 
付き合ったこともないし 

いまいち男ってわからないし
緊張するし 

「ほらほら 浮かない顔しないの♪ 初デートじゃない」 


「デートじゃない!!!! 友達だもん」

「ふーんまぁ友達から恋愛に発展していくのもありかもッ♪アハ」

キンコンカーンコーン… 

「杏梨 次 数学!!宿題終わってないわッ!!急がなきゃ」 

「うぁ…!!」 

ズルズルと引きずられて 
凜に連れてかれた 



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