涙の分だけ……


そうそう早く帰ったもん勝ちよ

と思って靴を履いていると 

「あッ!! 先にきてたんだ 早いな お前w」 

!!???

恐る恐る振り返ると 
にこやかに笑う秋山翔が!!

「えーと あの…これは」

「早くいこーぜ!!」 

グイッ 

「ぎゃッ」 

手首を捕まれて半分強制的に
連れてかれた

「……」 

「…♪…♪」 

気まずいオーラを出すあたしと

そんなのは関係ないさそうに
ルンルンの秋山翔

「あッ…あの どこ行くんですか??」 

するとこちらを見て 

「どこ行きたい??」 

楽しそうに聞いてきた  

「別に…行きたいとこは」

「じゃぁカラオケ行こ♪
俺さこう見えて歌上手いんだぜw」

カラオケ!?? 
密室じゃん しかも二人っきり

あぶないあぶない!!!! 

「あの あたしやっぱ行きたいとこが…」 

「ん?? どこ」 

「えーッと あ!! ファミレス」

「ファミレス?? まぁ……いいけど」 

不思議そうな顔で納得していた 


まぁーだよね 
遊ぶっていってんのに 
ファミレスだもんね(笑 


「じゃぁ ここでいっか♪」

とそのファミレスに入った


< 6 / 25 >

この作品をシェア

pagetop