運命
子供は上に行っていなさいって言われたから自分の部屋でそわそわ待っていると…
「皆、下りてきていいわよ。」
お母さんが知らせてくれた。
うまく行ったのか不安だけど、皆大好きだからうまく行くよね…
そんな気持ちのままリビングに向かった。

「いや-。よかったよ…
君みたいな人がももの相手で。
よろしくな。」
「ホントですか-?
ありがと-ございま-す。」

「ちょっと。おじいちゃんと福岡さん酔ってる?」
お母さんに聞くと呆れた顔をして
「そうなのよ。
おじいちゃんがお酒持って来いって言うから飲ませたら…
こんなに酔い潰れちゃったのよ。」
困ったように答えた…

あたしはやっと二人が一緒になってくれて
嬉しくてしかたない。
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