彼の隣りに寝る女
「久しぶり。ひなちゃん。やっぱり内も来てるんだね。」
アミくんは内くんがいるのを知ってて来たっぽかった。
「返事聞かせてよ。」
ちょっと面倒に思えた。
狭い店だし
内くんが御手洗いに立てばバレてしまうかもしれない。
キスしておいてお店にもこないで
急に来たかと思ったら
いきなり返事要求。
すごく嫌な気持ちでいっぱいだった。
だけどキスを無駄にはしたくない。
客として引っ張れるとこまでと思い
あいまいな返事をした。
するとアミくんはお金がないと言って
延長せずに帰った。
「外で終わるの待ってるね。」
色んな意味でくやしかった。
内くんの席に戻ると、彼はすごく不機嫌な顔をしていた。
「怒っちゃった?」
「さっきいたのはアミじゃねぇの?」
「・・・」
バレていた。
内くんと一緒に来ていた橋ちゃんがトイレに立ったとき気づいたと。
橋ちゃんはパチンコ店の常連客で
アミくんをよく知っていた。
「アイツ、いつから来てるの?」
「1か月前。3度目くらいかな・・・」
私は2人が知り合いだということを知らないフリをした。
「アミはかっこいいもんな〜。マジになってるの?」
「そんなようなこと言われてはいるけど・・・」
なんだか気まずい雰囲気になり
内くんはいつもは最後までいてくれるのに
その日は途中で帰ってしまった。
私はお店の従業員に送ってもらって家に帰った。
家について明かりをつると電話が鳴った。
誰かわからない着信。
時間は4時。こんな明け方に誰だろう?
私はアミくんが待っていることを思い出して電話をとった。
「もしもし?」
「・・・」
無言だった。
背後から何の音もしない。ものすごく静かで怖くなり私から電話を切った。
次の日も、その次の日も。
私が家に帰って明かりをつけると無言電話がかかってきた。
店長に相談すると
「あのイケメンじゃないの〜?ひなはモテていいな〜。」
と真剣に取り合ってくれなかった。
そういえばあれから内くんの電話がない。
この無言電話、内くんさえも疑った。
アミくんは内くんがいるのを知ってて来たっぽかった。
「返事聞かせてよ。」
ちょっと面倒に思えた。
狭い店だし
内くんが御手洗いに立てばバレてしまうかもしれない。
キスしておいてお店にもこないで
急に来たかと思ったら
いきなり返事要求。
すごく嫌な気持ちでいっぱいだった。
だけどキスを無駄にはしたくない。
客として引っ張れるとこまでと思い
あいまいな返事をした。
するとアミくんはお金がないと言って
延長せずに帰った。
「外で終わるの待ってるね。」
色んな意味でくやしかった。
内くんの席に戻ると、彼はすごく不機嫌な顔をしていた。
「怒っちゃった?」
「さっきいたのはアミじゃねぇの?」
「・・・」
バレていた。
内くんと一緒に来ていた橋ちゃんがトイレに立ったとき気づいたと。
橋ちゃんはパチンコ店の常連客で
アミくんをよく知っていた。
「アイツ、いつから来てるの?」
「1か月前。3度目くらいかな・・・」
私は2人が知り合いだということを知らないフリをした。
「アミはかっこいいもんな〜。マジになってるの?」
「そんなようなこと言われてはいるけど・・・」
なんだか気まずい雰囲気になり
内くんはいつもは最後までいてくれるのに
その日は途中で帰ってしまった。
私はお店の従業員に送ってもらって家に帰った。
家について明かりをつると電話が鳴った。
誰かわからない着信。
時間は4時。こんな明け方に誰だろう?
私はアミくんが待っていることを思い出して電話をとった。
「もしもし?」
「・・・」
無言だった。
背後から何の音もしない。ものすごく静かで怖くなり私から電話を切った。
次の日も、その次の日も。
私が家に帰って明かりをつけると無言電話がかかってきた。
店長に相談すると
「あのイケメンじゃないの〜?ひなはモテていいな〜。」
と真剣に取り合ってくれなかった。
そういえばあれから内くんの電話がない。
この無言電話、内くんさえも疑った。