HEAVEN~空に旅立った君~
「1回栗原さんがいないときに隼人君だけに病気が進行してると伝えたんです。
そしたら・・・最後にデートがしたいと・・・」

「・・・そんな・・・・・」



すると走って隼人のお母さんが来た。



「隼人・・・・。先生、隼人どうなっちゃうんですか??」

「助からないかと・・・」

「そんな・・・。隼人、ねぇ隼人。」


隼人のお母さんも泣き始めた。


「隼人・・・。死なないで・・・」




その姿を見ている私も辛くなった。



だから私は病室を出た。
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