HEAVEN~空に旅立った君~
空に旅立った君
「隼人!!目覚まして!!ねぇ・・隼人」

「やめろ。柚樹」


混乱している私をお兄ちゃんは止めた。


しばらくすると医師の人が隼人の死を確認した。



「午後9時36分・・・永眠です」



私は頭が真っ白になった。


涙が流れていつまで経っても止まらない・




そんな・・・隼人が・・・隼人が死ぬわけない・・・。

嘘だ・・・。夢だ・・・。嘘だ・・・。




私は急に走り出した。



美樹が急いで追いかけてきた。
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