HEAVEN~空に旅立った君~
隼人のお墓はとても遠いところだった。



バスに乗り、終点で降りて、そのあと電車に乗り換えした。


その途中花も買った。



1~2時間後、やっと隼人のいるお墓に着いた。




花をそなえ、手を合わせた。




隼人・・・・。

ずっと私のこと・・・

見守っていてください。




そして帰ろうと立った瞬間、優しい風が吹いた。



自分でもなんで優しいかわからないけど


でも・・・優しい風だった。



私にはその風は、隼人が返事をしてくれたように感じた。



「ありがとう・・・。大好きだよ・・・・」








★END★
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