HEAVEN~空に旅立った君~
学校
次の日・


いつも通り美樹との待ち合わせ場所に行った。

美樹はもういた。


「おはよう!!柚樹★」

「おはよー!」

「ねぇねぇ!例のペアリング見せて!!」

「いいよぉ☆これ!」


私は薬指につけている指輪を見せた。


「うわぁ!!超可愛いじゃん♪いいなぁ!!うらやましい!!」

「美樹は彼氏とのペアリングとか買ってないの??」

「うん。まだ買ってないんだよ・・。
あっち部活がいそがしいらしくて・・。最近会ってないんだぁ・・。」

「そうなんだぁ・・」

「・・。あっ。なんかごめんね!!空気悪くしちゃって!!
なんか柚樹がうらやましくてさ!!私の分まで幸せになってよ!!(笑」

「美樹も幸せになるんだよ!!!彼氏のこと信じてな!!」

「うん!ありがと☆」



キーンコーンカーンコーン・・・・



「あっ!!予鈴のチャイム鳴っちゃったよ!!(汗」

「急がなきゃ!!」



私と美樹は無我夢中で走った。



なんとか、本鈴のチャイムが鳴るまでには間に合った。

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