【短編】『D』
彼は、ハミカミながら
『俺、またみーちゃんに一目惚れしたんだね。』
『うん/////』
『みーちゃん、約束覚えてくれてたんだ。』
『うん//////』
『キスしていい?』
『うん/////・・・・・えっ・・・んん』
彼は、私の頬を両手で包みこみ、唇にキスをした。
ん・・・・・んんーーー、ちょっと長いよ。
『ちー・・・っく・・・ん・・・んんん』
喋ろうとすると、玄明の舌が入ってくる。
逃げても逃げても、私の舌だけを執拗に追ってくる。
『ちょ・・・・んん・・・あ・・・・んん』
頭がぼーっとしてきた、力が入らない。
彼の腕にすがることしかできない
最後に2・3回私の唇をキスをすると玄明はゆっくり顔を離し、糸を引いた私の下唇を親指でなぞる。