【短編】『D』
【7】決心の朝
気がついた時には、外は薄っすら明るくなっていた。
背中から温かいものに包まれている。
玄明は大事な宝物を包み込むかのように私を抱いていた。
振り返り、顔を覗き込む。やっぱりカッコいい/////
ずーっと彼を見ていたら
『いつまで見てるの?』
パチッと目を開いて意地悪な顔で微笑む
『えっ?いや///・・・あの・・・ちょっ、シャワー浴びてくるね///』
ベットから抜け出そうとすると腕を掴まれ戻される
『七海さん、誰が出ていいって言った?』
玄明はそういう言うと私を抱き締め軽く唇を重ねる。
『えっ///んん・・・で、でも玄明?シャワー浴びさせて?』
ちょっと顔を離し話しかけたけど玄明は
『駄目!!』
ってそんな拗ねるようにいわないでよ
更に軽く唇や耳や首に唇を落とす。
『ちょっ・・////』