【短編】『D』


私は胸を両手で押し、顔を横に向けるすると玄明は

『いや?俺、ずーっとこうしてたいよ。』


また近づく真剣な顔////




『・・いやじゃないけど////・・ちょっと恥ずかしい////』

耳まで熱くなるのが分かる。

昨日はお酒飲んでたし、初恋の人に会えた喜びで忘れてたけど、まだ再会して2日しか経ってなくて、玄明の顔、あまり直視できない。




『ふーーん、じゃー、一緒にシャワー浴びる?』





『えーーー、無理無理無理』

必死に顔を横に振る




『はは、分かってるよ、先にシャワー浴びていいよ。』

そう言うと、玄明は軽くキスをしてベットから出て、テーブルのタバコを取る。


って裸でウロウロしないでーー////////



私はくしゃくしゃになった長いシーツを体に巻き、足が縺れながらも浴室に向かった。


シャワーを浴びながら昨日のことを思い出す。思わず頬が上がる。




なんだか急に幸せが振ってきた感じ。




シャワーから上がると、玄明はガウンを着てた。ふー、よかった。



あのまま裸だったらどこ見ていいかわかんないよ。
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