恋愛中毒〜カレは先輩〜
体をひきはなそうとしたらあたしの腕は先輩に掴まれドアに押し付けられた
先輩の熱が唇から伝わってくる
他の人と何回カラダを重ねてもこんな熱が伝わってくることはなかった
なのに今は先輩の熱で溶けそう・・・・・
そんな時あたしと先輩の唇がはなれた
自然と目線があう
『ご褒美』
先輩は少し笑ってメガネをかけ直しながら言った
『続きはまたこんど』
耳元で言われ心臓が高鳴りを増す
あたしはドアノブをまわし生徒会室をあとにした
廊下に出るとまた走った
赤くのぼせたようになるカラダを冷やすようにひたすら全力で走った