鏡の中の自分
変な違和感

出現

ある日、唯は不思議な体験をした。
それは、信じ難い出来事だった。

その日、唯は何か違和感を感じつつ、ベットから起き上がった。
眠い目を擦りながら、鏡の前に立ち、化粧水をつけようと鏡に目をやると、眠気を覚ますような信じられない現象が起こっていた…

なんと、その鏡には、自分の姿が映っていなかった…
昨日はちゃんと、映っていた自分の姿が…
信じられないことに戸惑い、辺りを見回すと何かを探した形跡や、見覚えのない服などが散乱していた…
そして、誰も居ないはずの1Fから、物音がした…
唯は、不信に思い、唯は静かに足音を立てないように、1Fへ下りていった。

1Fのキッチンでなにやら、物音がし、近づいてみると、そこには、どこか見覚えのある姿があった。

彼女は、唯の足音に気づいた。
『起きたの?』
どうやら、彼女は、唯を知っている様子。
「あなた、誰なの?」
唯がそういうと、彼女は振り向き、
『あたしは、もう1人の唯。』
そこには、自分そっくりの人間が立っていた。
(はぁ~!?ありえないんだけど!!)
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