大好きな君へ
それから何回か話していくうちに
いつの間にかいつも先輩を目で追っていた。
「ほのちゃーん!今日の合奏中、ずっと田原先輩のこと見てたでしょ?」
休み時間に梨子に言われた。
「え?!ホントに?」
「好きなのバレバレだからー」
「別に好きじゃないよ―」
とか言いつつ、実際は好きだった。
だけど何か認めたくなかった
というより、みんなに知られたくなかった。
変なウワサがたって気まずくなりたくなかったし…
いつの間にかいつも先輩を目で追っていた。
「ほのちゃーん!今日の合奏中、ずっと田原先輩のこと見てたでしょ?」
休み時間に梨子に言われた。
「え?!ホントに?」
「好きなのバレバレだからー」
「別に好きじゃないよ―」
とか言いつつ、実際は好きだった。
だけど何か認めたくなかった
というより、みんなに知られたくなかった。
変なウワサがたって気まずくなりたくなかったし…