天然水 -雅紀side-

学校が終わり帰ろうとした時、くつ箱で呼び止められた。

誰だよ?

“あのね、前から
ずっと好きでした。”

告白か…

そんな時だった。

隠れるように2組のくつ箱まで歩くやつを見つけた。


あれ、ひめじゃん?!

コソコソしてるし…

やべッ
こんな時に笑いそう。

「ごめん。
彼女作る気ないんだ。」

ひめ以外な。
って心の中で付け足し

コソコソ帰って行った
ひめを追いかける。

声をかけると
想像通り驚いた顔をした

「バレバレだから」

そう言うとひめは
照れながら笑った。

もう少し一緒にいたい。
そう思い、
「ファミレス行こ。」
強制的にファミレスに
連れて行った。

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