天然水 -雅紀side-
いつも通りの朝
別館で寝ていた時の事。
ブー ブー ブー
アラームの音で目が覚めた。
ひめがもうすぐ
来るかもしれない‥
そう思い頭を上げると
すでにひめが横に
いてくれていた。
来てくれたんだ…
“ひめッ 今日は早いじゃん?びっくりした~いつからいたの?”
「ひみつ!ばっちり寝顔見させてもらったからね!」
“早く来るんだったら寝るんじゃなかったー”
俺はそう言いあくびをした。
冷静なフリをしたけど
心臓がドキドキした。
だってさ、
起きたら横にひめが
いるんだぜ?
嬉しくならない
はずがない。