天然水 -雅紀side-
祐希の話を聞いてる間
俺は目を閉じて
ひめを想像した。
ひめの元気がなかった事
祐希とひめが
仲良くなった事
姫島に嫉妬された事
バレンタインデーの日に
クッキーを貰った事
俺はどんな顔して
電話をしていたんだろう
ひめの話を聞いただけで
心が満たされた。
きっと電話をしながら
にやけていたに違いない
バレンタインの話は
嫉妬してしまうけどな?
俺だって欲しいし!
俺は家に着き、
風呂に入り
少し寝る事にした。
疲れていた為
すぐに深い眠りに入った