ペンギンと黒猫
『僕は…

ムグムグ…

美味しい物を…

ハムハム…

沢山食べていたい…

モグモグ…

家族の…

ゴックン…

ところは嫌だ…

ケプッ』

何とも自分勝手な答えに、頭がクラクラした。

『おまえな、沢山の猫達に、どれだけ迷惑をかけたか、分かっているのか!?

それに、最近の泥棒騒ぎは、みんな腹に据えかねてるんだ!!

このまま同じ事を繰り返してたら、自分が危ないんだぞ!!』

つい、声を荒げ、ペンギンにそう言い放つ。
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