華桜学園
俺は、馬鹿みたいにいつまでも夢の中のお前に思いを寄せているんだ。
子どもの頃に約束した、
「また会える」
の言葉を信じて……
いつまでも、根拠のない約束を信じてるんだ。
俺の真っ暗な人生に、一筋の光をくれたお前を月日が流れた今でも、鮮明に覚えてる。
次あった時には、好きという気持ちを君に届けよう。
そして、夢の最後には必ず幼い頃の俺が、
「――!!!!!」
と、お前の名前を叫びながら笑顔で手を振ってるんだ。