華桜学園
「だが、さすがに運動靴まで入らんやろうから、もう一つは俺のところにでも入れたらいい」
と神七。
二人共、マジで最高ッ!!!!
持つべきものは、やっぱ友達だな!
「ありがとう!!二人共!」
そう言うと、二人は気にすんなって言ってくれた。
この二人が友達で、本当に良かったと思った俺だった。
そして、教室に三人で行くと……
またしても俺の机が、下駄箱と同様に悲惨な姿になっていった。
つーか、今日で一週間もたったというのに全く懲りねぇんだな。
馬鹿じゃねぇの???
「紅葉、やっぱりここはカス共をガツンとシメとくべきやて!!!!」
「俺もそう思うで!!なんかあってからじゃ、遅いしなっ!!」
「心配してくれるのは、分ってるけど、俺も一応アレ(総長)してるンだし平気だよ!!
それに、次こんなことがあったらやった奴を殴ろうと思ってるし!!」
俺に喧嘩を売ったことを後悔させてやる!!
そうやって、一人だけ燃えている俺だった。