甘い蜜



意外に麻理亜は擽られるのが弱い。


「っひゃ……?!」


いきなりだったから麻理亜は驚きながら、擽りに耐える。


「っは……あはっ……た……止め……っ」

「何?聞こえない」


ニヤリと俺は聞こえないふりをして続ける。


「ふふっ……は、ぁははっ、や、やめて、息……」


出来ない、と麻理亜は涙を浮かべながら訴えてくる。


ぐっとシーツを掴んで枕に顔を埋めて、擽りが苦痛に変わったのか必死みたいだ。


まぁ、よがってる麻理亜見てたら俺も気がすんだし、と麻理亜を解放してやった。



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