チャリパイ13~ジョン・レノンの幻の楽譜~



「なんだ!あの三人は!」


「まるで《外人部隊》並みの戦闘能力だぞっ!」


アルカイナの思いもよらない強力な応戦にド肝を抜かすMI6。



「クソッ!これでもくらえっ!」



苦し紛れに敵が投げつけた手榴弾が陣地に飛び込んでくれば…




「笑止!球筋が甘い♪」




カキーン!




「打ち返された!」



なぜか金属バットを持っているゆみが《ドラゴンズの森野》ばりの見事なスイングで、適陣地へと打ち返した。



「う~ん。これは心強い♪テロリストも時には役立つものだな♪」


「アタシ達の出番は無いわね♪」


「詩人さん♪ティダさん♪お茶どぅぞですにゃ♪」


涼風とてぃーだはメイと共に、呑気にお茶を啜っていた。


「しかし…平和の歌を聴きながらの銃撃戦とは…何ともシュールなものだな…」




「♪もう~その~重い銃を~下ろしてくれ~♪」



この銃撃戦の最中、ラノンはまだ歌っている。



そして…





アルカイナの最後の一人、シンはといえば…





zzz… ZZZ……




寝てるし……



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