チャリパイ13~ジョン・レノンの幻の楽譜~
あとがき



  †あとがき†


『ジョン・レノンの幻の楽譜』を読んでいただき、本当にありがとうございます♪

今回の作品で一番のテーマとなったものは、やはり平和に対する考え方なんだと思います。


最後の方でチャリパイ&アルカイナとMI6は、レノンの作った素晴らしい平和を訴えた曲に感動しながらも、その感動も覚めやらぬうちになんとも派手な銃撃戦をおっ始めてしまいます。

なんて滑稽な!ナンセンスな!

と、読者の皆さんに思って頂ければ、幸いです。


平和とは何なのでしょう?

人間は、どこかしらに破壊願望や攻撃願望のようなものを心の片隅に少なからず持っているのではないかと思います。


スポーツだと言いながら、大晦日には格闘技で殴り合う男達を観て喜び、ゲームだと言いながら、画面に出てくる敵を夢中になって殺しまくる。

残忍な殺人鬼と派手な爆発シーンの出てくる映画は大ヒット。

それが、けしからんと思う人はいないでしょう。


オイラは、平和は……人にはそういった感情がある事を知る事から始まるんだと思います。

それらを上手くコントロール出来る事。

それが平和なんじゃないかと思うのです。



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