先輩&後輩

「なんだ...」

「宏斗、まさかヤキモチ??」

あたしが聞くと、宏斗は顔が真っ赤で俯いていた。

可愛い...。

「とにかく、帰ろ」

「おう」

宏斗は、いつもの返事をしてからも、ずっとあたしと手を繋いでいるときも、俯いていた。

真っ赤な顔の宏斗をからかいながら、家に帰った。
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