先輩&後輩
この状況は、ヤバい...。
「あれ??松川先輩だ~」
小夏に気づかれたし!!
あたしが、一人で気が動転していると、
宏斗は、遂にバス停に来てしまった。
「瑠色と..友川じゃん」
宏斗は、小夏に気付きびっくりしていた。
「松川先輩は、どうしたんですか??」
「瑠色とデート」
「えっ??」
小夏は、事実を知って、あたしを見てきた。
「瑠色、本当??」
「うん」
「付き合ってたんだ...」
小夏は、今にも泣きそうな顔で俯いていた。
そして、
「バイバイ」
走ってどっかに行ってしまった。