先輩&後輩

この状況は、ヤバい...。

「あれ??松川先輩だ~」

小夏に気づかれたし!!

あたしが、一人で気が動転していると、

宏斗は、遂にバス停に来てしまった。

「瑠色と..友川じゃん」

宏斗は、小夏に気付きびっくりしていた。

「松川先輩は、どうしたんですか??」

「瑠色とデート」

「えっ??」

小夏は、事実を知って、あたしを見てきた。

「瑠色、本当??」

「うん」

「付き合ってたんだ...」

小夏は、今にも泣きそうな顔で俯いていた。

そして、

「バイバイ」

走ってどっかに行ってしまった。
< 133 / 292 >

この作品をシェア

pagetop