先輩&後輩

「離せよ!!」

「いや~」

マジで離せよ!!
腕を動かしても安藤は離さなかった。

「宏斗~」

この声は..瑠色!!

「なにしてるの??」

「瑠色..」

「あっ瑠色ちゃん、ちょっと良いかな??」

「はい」

瑠色は、安藤を睨んでいて、
安藤も瑠色を睨みかえしていた。

「じゃあ、着いてきて」

「はい」

瑠色と安藤は、どこかに行ってしまった。

俺は、その場に立ち止まっていた。
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