ア イ シ テ ル


彼の車に乗り
ただ車を走らせるわけでもなく
そこにいて他愛のない話しをした

ラジオが
午前0時を知らせる

すると彼が急にまじめな顔になり

「俺小春のこと幸せにする
 って言っときながら
 寂しい思いさせた…
 だから俺一生を使って
 その罪を償って生きたい
    結婚して下さい」


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