君と僕と
「ねぇ、憲斗。弦なんだけどさぁ〜」
「あ〜。だったら今から行くか?まだ開いてるだろ」
俺たちは今、ゆっくりとした歩き方で楽器店に行くかどうか決めている
夕焼けの時に感じる寂しさがあるけど
今は優といるから感じない
暖かそうな夕日が俺たちを照らす
深呼吸をすると、冷えきった空気が全身に回る
あーもう
なんか
早く気付いて欲しいなぁー
『夕暮れユラユラ』
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