君と僕と


「って…優!!」


憲斗が少し怒ったように言って、私の横腹をこそばしてきた



「やぁあぁん!??きゃははははははぁ!!!」

ギターが邪魔で、(ストラップを付けてるから)思うように逃げられないで身をよじってしまう


「ちょっ……憲斗ぉ!!きゃあぁぁぁあん!!」


しまいには私の両手掴んで抵抗出来ないようにしてきた


「優。お前面白すぎ」

「面白くなんかないょおぉ!!やぁははははははぁあ!!!!」


しばらくして気がすんだのか、憲斗がこそばすのを止めた


「はぁはぁはぁ……」

軽く息を切らし、うっすら汗をかいた


「優、大丈夫か?」


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