イケメン生徒会
流に抱きしめられて、私は静かに涙を流した。
流「もう、大丈夫か?」
萌「うん……。生徒会室、行こ。」
流「………じゃあ、手、握って。少しでも…………落ち着けるように。」
そういって、流は手を差し延べた。
流の頬は、少し赤く染まっているようにみえた。
私は、ゆっくりとその手を握った。
もう、流から離れないように。
傷つかないように。
流、
…………ありがとう。
本当は、すごく嬉しいよ。
でも、恥ずかしいからまだ気持ちは言えないかも。