イケメン生徒会




そうして、私達は、無言のまま、職員室へとたどり着いたのだった。



ガラッ



上「失礼します。1年6組担任の、杉浦先生、いらっしゃいますか?」



さっすが…



金持ちなだけあって、敬語がサマになってる気がする…。



「おぅ、お前ら。やっときたかぁ〜♪」



と言いながら歩いて来たのは、もちろんパゲTです←



先「上杉は、生徒会の仕事もあって、大変だとは思うが…まぁ、宮川と一緒に頑張れよ。」



上「…。はい。」



先「じゃあ、このプリントのホッチキス留めと、クラス目標決め頼むぞ〜♪」



そう言って、パゲTは去って行った…。



上「失礼しました。」



ガラッ



そうして、先を歩いていく、上杉。



そうすると、教室とは別の方向へ歩いていく。



萌「ちょっ、上杉!どこに向かってんの?」



上「生徒会室だけど何か。」



萌「それって、私入っちゃダメじゃない?」



上「基本的にはダメだな。生徒会役員と、会長以外は立ち入り禁止になってる。」



萌「じゃあ、私もダメじゃん!」



上「お前は、会わせたいやつがいるから、特別に許可をやる。」



はぁ…。



コイツ、ちょーーう上から目線ですよー。



疲れる…。



なんか、絶対コイツの性格、勘違いされてるよねー?



優しいとか…。



それは、コイツの表のカオ。



裏は、ダークだ。



そうして、なんだかイライラしていると、生徒会室に着いた。



あーッ((汗



なんだよ、この緊張感。



上「何トイレを我慢する子供みたいにむずむずしてるんだ。早く、入れ。」



萌「ご、ごめん…。」




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