繋がれた天使〜Siori and Mitsuki〜

あまりの展開の速さに少し戸惑いながらも

まるで恋人どうしのような会話に
俺は嬉しくなった。



…嬉しくなって


俺はあすかの頬に触れた。


そして

キスしようとした。



あすかは再びそれを遮る。



「ここでは…

 奴隷クンは女王様にキスしちゃ
 いけないんだよ♪」



およそ女王様らしからぬ
その言い方が可愛くて
俺はあすかをギュっと抱きしめた


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