繋がれた天使〜Siori and Mitsuki〜


今夜中に会うことを諦め、
もう寝ようかと思っていた夜半過ぎ、俺の携帯は栞からのメールを受信した。



《件名:もう寝てる?》


《さっき仕事が終わって

 家に帰ってきたとこ。

 明日、午後からで良ければ

 なんとか2〜3時間位なら

 時間作れると思う。

 …なんか逆にごめんなさい。

 わざわざ来てもらっちゃって。

 …眠くなっちゃった(ρ_-)

 今日はもう遅いから

 明日あらためて連絡するね。

 おやすみなさい(^-^)》


なんか…嬉しくて、
電話を掛けようとして…止めた。


今頃、眠ってるかもな…。


邪魔しないように、
短いメールを送った。



《件名:起きてたよ。》


《ありがとう。

 2〜3時間でも嬉しいよ。

 明日、連絡待ってる。

 ゆっくり、おやすみ。》

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