繋がれた天使〜Siori and Mitsuki〜


そして俺は、栞のキャミソールをめくり、ブラの下に手を潜り込ませ、胸の真ん中あたりを刺激した。


「…ん…んんっ…」


長いキスの途中、栞はくぐもった声で反応を示す。


そして唇を離すと、途切れ途切れに喘ぎ声を洩らす。


もう…栞はスイッチが入っている…。


俺はわざと車の窓を少しだけ開けた。


「窓…開けちゃった…。

 栞…他の車のカップルに…

 声、聞こえちゃうよ…。」


意地悪を言うと、栞は唇を噛み締めて、声が出てしまいそうになるのを必死でこらえている。



そんな栞を見て、もっといじめてやりたくなった。



俺は胸への刺激をさらに強める。



荒くなる息とともに、栞の胸元にはじっとりと汗が滲んでくる。



「どした?

 暑くもないのに…汗びっしょり
 だよ。

 なんで?」



意地悪く聞いてみる。



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