繋がれた天使〜Siori and Mitsuki〜
「…だって…きも…ち…い…」
「聞こえないよっ。」
俺は胸の真ん中の突起を、強く摘み上げた。
「…ん…あぁっっ!!」
栞は、悲鳴にも似た声をあげて、
体を仰け反らせた。
「ダメだろ。
そんな大きな声出して…。」
「…ごめん…なさい…。」
栞は叱られた子のように目に涙をためて、俺を見つめる。
「気持ち良かったの?」
「…うん…。」
「…これが?」
俺は、もう一度同じ部分を
キツく摘んだ。
再び声を上げる栞。
俺は、声が洩れないように
素早く車の窓を閉め、
今度はスカートの中に手を滑らせた。
ぐっしょり汗をかいていた栞は、
ほんの少し触れただけで、
あっけなく…イッてしまった。