シャイBOYの捕まえ方




帰り道…。




「まぢ爆笑なんだけど。」




『もぉみんな

 ひど~ぃ!!!!』




「メガネだぁー莉奈。」




『それゆあれたの

 何回目だろっ??』




「えーどうしたの??」




『あのねー聞いてよ。

 ボール当てられたの。

 で~なんか走らされて

 ほんっと最悪だし。』




「それって俺のことか??」




『え…??』




後ろにつったってる


1人の男…with男。






肌の焼け具合と


身長わさっきの男


そのまんまーっ!!!






『あああああーっ!!』




「あーうっせぇ。」




『コンタクト返せ!!』




「俺、一応

 先輩なんだけど。」




『え??』




確かにバッチが違う。




「莉奈、2年の鉄平先輩

 だって。」




『ほんとに??』




「俺の先輩。」




『すみませんでした。』




「よくできました。」






ここの学校でわ


先輩わ絶対的な存在。


敬語なんて当たり前。


パシリだって覚悟


しなきゃいけないの。






< 8 / 13 >

この作品をシェア

pagetop