シャイBOYの捕まえ方
帰り道…。
「まぢ爆笑なんだけど。」
『もぉみんな
ひど~ぃ!!!!』
「メガネだぁー莉奈。」
『それゆあれたの
何回目だろっ??』
「えーどうしたの??」
『あのねー聞いてよ。
ボール当てられたの。
で~なんか走らされて
ほんっと最悪だし。』
「それって俺のことか??」
『え…??』
後ろにつったってる
1人の男…with男。
肌の焼け具合と
身長わさっきの男
そのまんまーっ!!!
『あああああーっ!!』
「あーうっせぇ。」
『コンタクト返せ!!』
「俺、一応
先輩なんだけど。」
『え??』
確かにバッチが違う。
「莉奈、2年の鉄平先輩
だって。」
『ほんとに??』
「俺の先輩。」
『すみませんでした。』
「よくできました。」
ここの学校でわ
先輩わ絶対的な存在。
敬語なんて当たり前。
パシリだって覚悟
しなきゃいけないの。