天☆地戦争
沈黙を破ったのは白い顎髭を生やした老爺であった。
「アダム様…それは…まさか…」
アダムの鋭い漆黒の眼光が老爺をとらえた。椅子の肘掛に肘をつき、顔を乗せた。彼の口角がゆっくりと上がった。
「もちろん、もろとも大・爆・発♪」
老爺の顔から血の気が引いた。
「な…なんてことを!?そんなことをなされては…我が軍の兵まで巻き込まれてしまいますぞ!!」
「ン…あぁ。そのつもりだけど?」
あまりに早い返答に、老爺は絶句した。
いや、あまりに非道な作戦に言葉を失ったのかもしれない。
何故このようなことをサラリと言えるのだ…
老爺は絞りだすように言葉を発した。
「何…ですと…?正気であられるか…アダム様!?」
老爺の体から汗が吹き出すように出てきた。話す声が震える。
「もちろん♪」
「そんなことはっっ!!」
老爺は勢い良く立ち上がった。呼吸が荒々しくなっている。
「そのようなことはっ!断じて許しませぬぞっ!!我が民のため戦っているものを、無下に扱うなど…このヴォルテール、断じてさせませぬっっ!!」
ヴォルテールと呼ばれる老爺は、力一杯机を叩きつけた。
他の幹部達は、その様子を固唾を飲んで見守っていた。
「アダム様…それは…まさか…」
アダムの鋭い漆黒の眼光が老爺をとらえた。椅子の肘掛に肘をつき、顔を乗せた。彼の口角がゆっくりと上がった。
「もちろん、もろとも大・爆・発♪」
老爺の顔から血の気が引いた。
「な…なんてことを!?そんなことをなされては…我が軍の兵まで巻き込まれてしまいますぞ!!」
「ン…あぁ。そのつもりだけど?」
あまりに早い返答に、老爺は絶句した。
いや、あまりに非道な作戦に言葉を失ったのかもしれない。
何故このようなことをサラリと言えるのだ…
老爺は絞りだすように言葉を発した。
「何…ですと…?正気であられるか…アダム様!?」
老爺の体から汗が吹き出すように出てきた。話す声が震える。
「もちろん♪」
「そんなことはっっ!!」
老爺は勢い良く立ち上がった。呼吸が荒々しくなっている。
「そのようなことはっ!断じて許しませぬぞっ!!我が民のため戦っているものを、無下に扱うなど…このヴォルテール、断じてさせませぬっっ!!」
ヴォルテールと呼ばれる老爺は、力一杯机を叩きつけた。
他の幹部達は、その様子を固唾を飲んで見守っていた。