天☆地戦争
ノアは降り掛かる鮮血を上手くかわしながら、白馬にまたがり前進し続けていた。
子供の時、あんなに重かった両刃刀の剣が今では手にしっくりと馴染んでしまった。
見ててね、婆様…
ハッとして顔を上げると、一人の兵士がいきなり目の前に現れ斬り掛かってきた。
とっさに剣を振り上げ、兵士を薙ぎ倒した。
ゆっくりと倒れていく兵士の影から漆黒の髪をした少年の姿を見つけた。
「メドゥーサ――ッ!!」
何とも言えない叫び声をあげながら、怒濤の勢いでメドゥーサに斬り掛かった。メドゥーサは振り下ろされた剣を杖で防いだ。
剣の隙間から、耳まで裂けんばかりに口角をあげた口が覗き見えた。
「よぉ…久しぶりだねぇ♪ノア!!」
名前を呼ぶと同時に、メドゥーサは思い切り杖を振り上げノアの剣を振り払った。
その勢いで2人は後ろに跳ねとびた。
ノアは馬から飛び降り、第二撃に備えると思い切り踏み込み、再びメドゥーサ目がけて駆け出した。
メドゥーサは目を見開き嬉しさのあまり奇声を発するように甲高い笑い声をあげた。
再び2人の武器が重なり合うと、周りに波動が広がった。
目が合うと、メドゥーサはますます口角をあげ、ノアはその様子にますます睨みをきかせた。
子供の時、あんなに重かった両刃刀の剣が今では手にしっくりと馴染んでしまった。
見ててね、婆様…
ハッとして顔を上げると、一人の兵士がいきなり目の前に現れ斬り掛かってきた。
とっさに剣を振り上げ、兵士を薙ぎ倒した。
ゆっくりと倒れていく兵士の影から漆黒の髪をした少年の姿を見つけた。
「メドゥーサ――ッ!!」
何とも言えない叫び声をあげながら、怒濤の勢いでメドゥーサに斬り掛かった。メドゥーサは振り下ろされた剣を杖で防いだ。
剣の隙間から、耳まで裂けんばかりに口角をあげた口が覗き見えた。
「よぉ…久しぶりだねぇ♪ノア!!」
名前を呼ぶと同時に、メドゥーサは思い切り杖を振り上げノアの剣を振り払った。
その勢いで2人は後ろに跳ねとびた。
ノアは馬から飛び降り、第二撃に備えると思い切り踏み込み、再びメドゥーサ目がけて駆け出した。
メドゥーサは目を見開き嬉しさのあまり奇声を発するように甲高い笑い声をあげた。
再び2人の武器が重なり合うと、周りに波動が広がった。
目が合うと、メドゥーサはますます口角をあげ、ノアはその様子にますます睨みをきかせた。