天☆地戦争
吹き込んできた風に身を任せるように、ディヴァイアはふわりと宙に浮くと、近くに生えてる枝に腰を下ろした。
「まぁ、立ち話もなんですから?」
手を前に差出し、着席の催促をしたが、メドゥーサは頑として動かなかった。
メドゥーサが動かなかったので、ノアもその場に立ったまま動かなかった。
ディヴァイアは、諦めてため息をもらし、話をはじめた。
「むか〜し、むかし、神は『第一の人類』を創りました♪」
大樹の葉をちぎり、手遊びをはじめた。
「神は男をアダム、女をイヴとし、彼らを『エデンの園』におきました。
しかし、神は知らなかった。
エデンの園には、もう一人『人類』が誕生していたことを… 。」
「それがメドゥーサ?」
ノアが口をはさむ。
ディヴァイアがノアに目線を送った。
ノアはしまった、と思い、慌てて口をおさえた。
しかし、ディヴァイアはノアに優しく微笑んだ。
ノアの頬が少し赤らむのを確認したメドゥーサは、ディヴァイアを睨み付けた。
「その通り♪しかし、よく聞いてもらいたいのは、そこじゃなく…」
ディヴァイアが体を前かがみに倒し、眼下に立っている2人を見下ろした。
「『メドゥーサ』が『人類』であったコトです♪」
2人のキョトンとした視線がディヴァイアに突き刺さった…。
「まぁ、立ち話もなんですから?」
手を前に差出し、着席の催促をしたが、メドゥーサは頑として動かなかった。
メドゥーサが動かなかったので、ノアもその場に立ったまま動かなかった。
ディヴァイアは、諦めてため息をもらし、話をはじめた。
「むか〜し、むかし、神は『第一の人類』を創りました♪」
大樹の葉をちぎり、手遊びをはじめた。
「神は男をアダム、女をイヴとし、彼らを『エデンの園』におきました。
しかし、神は知らなかった。
エデンの園には、もう一人『人類』が誕生していたことを… 。」
「それがメドゥーサ?」
ノアが口をはさむ。
ディヴァイアがノアに目線を送った。
ノアはしまった、と思い、慌てて口をおさえた。
しかし、ディヴァイアはノアに優しく微笑んだ。
ノアの頬が少し赤らむのを確認したメドゥーサは、ディヴァイアを睨み付けた。
「その通り♪しかし、よく聞いてもらいたいのは、そこじゃなく…」
ディヴァイアが体を前かがみに倒し、眼下に立っている2人を見下ろした。
「『メドゥーサ』が『人類』であったコトです♪」
2人のキョトンとした視線がディヴァイアに突き刺さった…。