君色
彼はあたしの隣の席に腰掛けると、





「同じクラスだったんだな♪オレ河村達哉。よろしく♪伊藤さん」





河村君の優しい笑顔と声に、あたしはどきどきを隠せなかった。





「う、うん///こちらこそ」





ここから、二人のラブ・ストーリーがすでに幕を開けていたなんて・・・誰も思いもしなかっただろう。






そして、あたしも彼と出会えてなかったら過去をずっと引きずっていたのかもしれない。




桜の樹の下で、あたしとあなたは出会った。





小さな花びらがあたしと彼に幸せを運んでくれたんだね・・・?















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