君色
「同じクラスだったんだな♪オレ河村達哉。よろしく♪伊藤さん」


自分から、女の子に話し掛けたことに自分でも正直驚いていた。





つか、オレって意外と積極的?笑





すると、彼女は……恥ずかしそうに下を向いて笑って……。





「う、うん///こちらこそ」





どきんっ





可愛い……。





オレにも理性ってのがあるからな……。





オレはまだ知らなかった…。






彼女の負った傷がどれだけ深いことか……。




オレはただ自分一人だけ、浮かれていたんだ…。




でも、この時から二人のラブストーリーは静かに幕を開けていた……。






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