キャラメル・sweet
『じゃっ、じゃあ、じっとしてるもんっ!』
「せいぜい頑張りな(笑)
まあ、吉井には無理だと思うよ。」
『ひっどーいっ!
ふ〜んだっ!』
私は顔をプイッと反対方向に回し、手をばたつかす。
「ほら。もう既にじっとしてなかったよ?」
『なっ!ひどどどどーい!』
「ひどどどどいってなんだし。
日本語しっかり。(笑)」
『成瀬の方が頭悪いくせにっ!
あたし、中の中だもん!』
「それ…自慢になってないよ?」
半笑いの成瀬。
この時間が宝物。