ひとひらの桜
今、俺と王架は一緒に走っている。
前より軽蔑感が無くなった気がする・・。
成果でたな。
「なぁ俺のお気に入りの場所いっていい?」
「どこそこ。別にいいけど。」
「めっちゃきれいだぜ。よし。急ごう。」
俺は王架の手を強く握って再び走る。
以外にも足が速い。
「ふーん。ちょっとだけ楽しみかも。」
かすかに笑った王架の顔が可愛いと思った俺。
なんか重症かも知れない。
走りながら俺は思った。