ひとひらの桜
恥ずかしさのあまり私はその場から
逃走した。
だって、キスしたんだよ!?
あいつがだよ!?
恥ずかしいに決まってるじゃない。
「はぁはぁ・・・・」
苦しい。疲れた・・。
やっとの思いで家に着いた。
「ただいま・・。」
誰もいないみたい。
でも頭に浮かんでくるキスの場面。
思い出すだけで超赤面!
「・・・・はぁ。」
私だんだんあいつのこと意識している。
気になっている。
どうしようかな。
あいつなら・・・私を幸せにしてくれるのかな。
きれいな夕日を見上げながら思った。