その光は温かい【短編集】






俺が宝くじで当選したのは
そう、酔っ払いの父親が
勝手に俺の小遣いで
宝くじを買わせた小2のころだ。




小2といえば俺もまだ汚れもしない純粋な少年だった。




こんな俺にだって
純粋な時代があったのさ。
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