Replicant・Lover's No.7 野いちごバージョン
「ね、ね、お風呂、ヤマモトも一緒に入ってくれる?」

「それは、お許しください」

「えー、ひとりはイヤ」

イヤイヤと身体をひねる。

いつもの彼女の調子に戻ってきたようだ。

「また、怖い事をしてしまうかもしれませんよ?」

「でも、嫌になったら、やめてくれるでしょ?」

彼女が可愛らしく小首を傾げ、こんな残酷な事をさらりと言う。

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