Replicant・Lover's No.7 野いちごバージョン
「出来ましたよ」

私が声をかけると、目を開け、タタッと鏡の前まで駆けて行った。

いろんなポーズをとり、自分の姿を確認して、私を振り返る。

「ヤマモト、可愛い?」

小首を傾げる姿が、なんとも愛らしい。

「えぇ、とても可愛いらしいですよ」

そう返事をし、私は、彼女の着ていた服を持ったまま、部屋を後にした。


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